ラゲッジマットの汚れとニオイ|買い物・アウトドアの荷物で汚れたときの手入れ

ラゲッジマットの汚れとニオイ|買い物・アウトドアの荷物で汚れたときの手入れ

買い物袋から漏れた肉や魚のドリップ、キャンプや公園遊びで付いた泥や砂、濡れたままのレジャー用品。荷室(ラゲッジルーム・トランク)のマットが汚れたときは、①荷物を全部降ろしてマットを車の外へ出す ②乾いた汚れは払い落とし、液体は布で押さえて吸い取る ③荷室の床は水をかけずに拭く ④マットも床もしっかり乾かしてから戻す、という順番で手入れをします。マットの下には床板(デッキボード)や床下収納があり、そこに汚れや水分が入るとニオイが長引きます。

この記事では、SUV・ミニバン・ハッチバック・セダンといった乗用車の荷室のマットに絞って、汚れやすい理由、汚れたときの手順、やってはいけないこと、汚さないための積み方を、自動車メーカーの取扱説明書をもとに、東京・江東区の車内清掃のサンリバ・クリーンが解説します。

📋 目次

  1. ラゲッジマットが汚れやすく、ニオイが残りやすい理由
    1. 買い物の荷物は「液だれ」が多い
    2. アウトドアの荷物は「泥・砂・湿気」を運ぶ
    3. マットの下に床板と床下収納がある
  2. ラゲッジマットが汚れたときの手入れの手順
    1. 手順1 荷物を降ろし、マットを車の外へ
    2. 手順2 汚れの種類に合わせて落とす
    3. 手順3 荷室の床は水をかけずに拭く
    4. 手順4 乾かしてから元に戻す
  3. 荷室の手入れでやってはいけないこと
    1. 荷室に水をかけて流す
    2. 溶剤や芳香剤でニオイをごまかす
    3. 床板を開けたまま・フックを起こしたまま走る
  4. ラゲッジマットを汚さない積み方
    1. 汚れ物は樹脂面やトレーの上に
    2. 倒れない・動かない置き方にする
    3. 汚れ物は降ろし、積んではいけないものを確かめる
  5. 荷室の汚れやニオイが取れないときはプロに相談を

ラゲッジマットが汚れやすく、ニオイが残りやすい理由

買い物の荷物は「液だれ」が多い

日常の買い物で多いのは、液体の汚れです。たとえば次のようなものが、袋の口や底からマットに染みることがあります。

  • 肉や魚のパックのドリップ:パックのすき間から漏れ、時間がたつと生臭さの原因になります
  • 牛乳・ジュース・調味料:袋の中で容器が倒れたり、キャップがゆるんでいたりすると漏れます
  • 冷凍食品の結露:袋の外側についた水滴が、マットを湿らせます

こうした液体は繊維の奥や裏側へ入っていくため、表面がきれいに見えても、裏側に残っていればニオイは続きます。

アウトドアの荷物は「泥・砂・湿気」を運ぶ

キャンプやバーベキュー、公園遊び、スポーツの帰りには、テントやレジャーシートについた泥や砂、濡れた芝、使ったあとの靴や道具が積まれます。泥や砂はマットの繊維の根元に入り込み、掃除機をかけても残りやすくなります。濡れたテントを袋に入れたまま積んでおくと、荷室に湿気がこもり、カビ臭さや生乾きのようなニオイにつながります。クーラーボックスの水漏れや魚のニオイは、釣り・海遊び帰りの車のニオイの記事でくわしくご紹介しています。

マットの下に床板と床下収納がある

荷室の床は、車種や装備によってつくりが違います。カーペット張りの床板の上に、別にラゲッジマットを敷いている車もあれば、床板そのものが荷室の床になっている車もあります。車によっては、その床板の下に工具や小物をしまう収納スペースがあるものもあります。

たとえばトヨタの取扱説明書(RAV4「ラゲージルーム内装備」。この記事のRAV4は、生産年月2023年10月〜2024年05月のガソリン車のデジタル取扱説明書を参照しています)では、デッキボードを持ち上げた下にデッキアンダートレイがある装備が案内されています(グレードやオプションにより装備の有無があります)。ホンダの取扱説明書(FREED 2025「フロアボード」)にも、フロアボードを外してカーゴスペースを広くできるとあります(タイプやオプションなどにより装備が異なります。床板の下の空間をどう使うかも車によって違います)。

こぼれた液体は、床板のすき間からこの下の収納へ入ることがあります。マットを洗ってもニオイが消えないときは、床板の下も見てみてください。

ラゲッジマットが汚れたときの手入れの手順

汚れに気づいたら、できるだけ早く取りかかるのが基本です。車の取扱説明書の注意をふまえて、荷室で行う手順を当社で整理しました。

手順1 荷物を降ろし、マットを車の外へ

まず、荷室の荷物をすべて降ろします。取り外せるラゲッジマットは、車の外に出してから手入れをします。荷室の中で汚れを落とすと、泥や水分が床板のすき間に入りやすいためです。マットを外したら、床板の表面と、持ち上げられる場合は床板の下の収納も見て、液体が流れ込んだ跡や湿り気がないかを確かめてください。トヨタの取扱説明書(RAV4「ラゲージルーム内装備」)は、デッキボードを操作するときの警告として「荷物を載せた状態で操作しないでください。」としています。床板を持ち上げるのは、荷物を降ろしてからにしましょう。

手順2 汚れの種類に合わせて落とす

汚れが乾いているか濡れているかで、最初の一手が変わります。

▶ 泥・砂などの乾いた汚れ
車の外で軽くたたいたりブラシで払ったりしてから、掃除機をかけます。泥が乾ききっていない状態でこすると、繊維の奥に塗り広げることになるので、乾いてから払う方が落としやすいことがあります。

▶ ドリップや飲み物などの液体
乾いた布やキッチンペーパーを押し当てて吸い取ります。こすると広がるので、押さえては新しい面に替えてください。吸い取ったあとは、水かぬるま湯を含ませて固くしぼった布で押さえるように拭きます。

取り外したマットを丸ごと洗えるかどうかは、マットの素材や表示によって違います。ゴム製と布製での洗い方の違いは、車のフロアマットの洗い方と臭い取りの記事でご紹介しています。洗う前に、マットの表示や取扱説明書を確かめてください。

手順3 荷室の床は水をかけずに拭く

マットを外したあとの荷室の床や、車に付いたままの床板は、車内の一部として手入れします。ホンダの取扱説明書(Honda FREED 2025 取扱説明書「車内の清掃方法」)は、掃除機で塵やほこりを取り除いてから、ぬるま湯に中性洗剤を溶かしたものを柔らかい布に軽く含ませて固く絞って汚れを落とし、そのあと真水を含ませたきれいな布で洗剤分を落とす、という手順を示しています。これは車内全般の清掃方法で、荷室専用の手順ではありません。また、トヨタの取扱説明書(RAV4「内装の手入れ」)は、まず水またはぬるま湯を含ませた布でふき取り、落ちない場合に中性洗剤を水で約1%に薄めて使う順番としているなど、順番や洗剤の濃さはメーカーによって違います。お手元の取扱説明書の手順に合わせてください。

手順4 乾かしてから元に戻す

拭き終わったら、バックドア(トランクリッド)を開けてしばらく風を通し、荷室の床を乾かします。マットも裏側まで乾いてから戻してください。湿ったまま敷くと、湿気が閉じ込められてニオイの原因になります。湿気とニオイの関係は、雨の日のカーマットの湿気とニオイの記事でも取り上げています。

荷室の手入れでやってはいけないこと

荷室でも、取扱説明書の注意は座席まわりと変わりません。とくに気をつけたいことを3つ挙げます。

荷室に水をかけて流す

泥汚れがひどいと、ホースやバケツの水で荷室ごと流したくなりますが、これは避けてください。トヨタの取扱説明書(RAV4「内装の手入れ」)は警告として「車内に水をかけたり液体をこぼしたりしないでください。」と書き、理由を「電気部品などに水がかかると、故障や車両火災につながるおそれがあり危険です。」としています。ホンダの取扱説明書(FREED 2025「車内の清掃方法」)も、室内に水をかけないよう注意し、室内の部品に水がかかると故障やさびの原因になるとしています。ハイブリッド車では、トヨタの取扱説明書(AQUA「内装の手入れ」)のように、水をかけたり液体をこぼしたりしてはいけない場所として「床・ラゲージルーム内・駆動用電池冷却用吸入口など」と荷室を挙げ、「駆動用電池や電気部品などに水がかかると、故障や車両火災につながるおそれがあり危険です。」としている例もあります(ハイブリッド車の注意は釣り・海遊び帰りの車のニオイの記事でもご紹介しています)。

取り外したマットは車の外で洗い、車に付いたままの荷室の床や床板は、拭く手入れにとどめてください。

溶剤や芳香剤でニオイをごまかす

しつこい汚れに強い洗剤や溶剤を使うのも控えてください。トヨタの取扱説明書(RAV4「内装の手入れ」)は、変色・しみ・塗装はがれの原因になるとして、シート以外の部分には「ベンジン・ガソリンなどの有機溶剤や酸性またはアルカリ性の溶剤・染色剤・漂白剤」を使わないよう注意しています。

また、当社では、芳香剤の香りでニオイを隠す方法はおすすめしていません。汚れが残ったまま香りを重ねても、ニオイのもとはそのままだからです。芳香剤を使う場合も、こぼれないように置いてください。ホンダの取扱説明書(FREED 2025「車内の清掃方法」)は「ケミカル類、液体芳香剤は成分により、樹脂部品、布材の変色、しみ、ひび割れなどを起こすおそれがあります。」としています。消臭剤で消えないニオイの原因の見分け方は、車内のニオイが取れない5つの原因の記事にまとめています。

床板を開けたまま・フックを起こしたまま走る

掃除で床板を持ち上げたら、走り出す前に閉じます。トヨタの取扱説明書(RAV4「ラゲージルーム内装備」)は、走行中はデッキボードを必ず閉じるよう警告し、「急ブレーキや急旋回時などに、収納していたものが飛び出し、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。」としています。荷物固定用のデッキフックについても「デッキフックを使用しないときはけがをしないように、必ずもとの位置にもどしておいてください。」とあります。

ラゲッジマットを汚さない積み方

荷室の汚れは、積む前のひと工夫で減らせます。取扱説明書の注意とあわせてご紹介します。

汚れ物は樹脂面やトレーの上に

車によっては、荷室の床板を裏返して使えるものがあります。トヨタの取扱説明書(RAV4「ラゲージルーム内装備」)には「用途に応じて、デッキボードの裏面(樹脂面)を上側にして使用することもできます。」とあり(グレードやオプションにより装備の有無があります)、ホンダの取扱説明書(FREED 2025「フロアボード」)にも「フロアボードは表面、裏面どちらでも使用できます。」とあります(タイプやオプションなどにより装備が異なります。ホンダのページには、裏面の素材や汚れ物を載せてよいかどうかまでは書かれていません)。汚れ物を積む日は、お手元の取扱説明書でこうした装備があるか確かめてみてください。

そうした装備がない車では、ふちのあるトレーや防水のシートを敷いてから汚れ物を載せると、マットに直接汚れが付くのを防げます。買い物では、肉や魚のパックをポリ袋に入れる、液体の容器は立てて倒れないようにする、といった一手間で液だれが減ります。濡れたレジャー用品は、防水の袋にまとめてから積みましょう。

倒れない・動かない置き方にする

液だれは、走行中に荷物が倒れたり動いたりして起きることもあります。ホンダの取扱説明書(FREED 2025「カーゴフック」)は「重い荷物はできるだけ前に積んでください。荷物を積むとき、荷重が1か所に集中しないように配置してください。」とし、カーゴフックは市販のカーゴネットを使って、収納したものを固定しておくときに便利だと説明しています(タイプやオプションなどにより装備が異なります)。

トヨタの取扱説明書(RAV4「荷物を積むときの注意」)も、「シート背もたれより高いものをラゲージルームに積まないでください。」「室内に積んだ荷物はすべてしっかりと安定させてください。」としています。これらは本来、安全に運転するための注意ですが、荷物を動かないように積むことは、液だれを防いで荷室を汚さないことにもつながります。

汚れ物は降ろし、積んではいけないものを確かめる

荷室は「とりあえず置いておく場所」になりやすい場所です。濡れたものや汚れたものは、帰ったらその日のうちに降ろして乾かしましょう。

また、荷室には積んではいけないものもあります。トヨタの取扱説明書(RAV4「荷物を積むときの注意」)は、積んではいけないものとして燃料が入った容器やスプレー缶を挙げ、引火するおそれがあり危険だと警告しています。アウトドアで使うスプレー缶なども含め、何を積んではいけないかは、お手元の取扱説明書で確かめてください。灯油も燃料ですので、灯油の入ったポリタンクを車に積む前にも、取扱説明書の「積んではいけないもの」を確かめ、その指示に従ってください。わからない場合は、車の販売店にご確認ください。灯油を運んだあとのニオイや、こぼれたときの拭き取りは、車内に灯油のニオイがついたときの記事でご紹介しています。

仕事で荷室を毎日使う車の汚れとニオイは、配送車・運送車の荷室のニオイと汚れの記事で別にまとめています。

荷室の汚れやニオイが取れないときはプロに相談を

拭き取りと乾燥をしてもニオイが続く、液体が床板の下まで流れ込んだ、といった場合は、プロにご相談ください。床板の下の電気部品に液体がかかったかもしれず心配な場合は、車の販売店にもご相談ください。荷物から染みた汚れが座席にも付いてしまった場合は、適切な水分量と薬剤・抽出機を使い分けて、シート内部の発泡材まで洗浄液を届けて回収するプロの分解洗浄のシート洗浄も承っています。座席や天井、足元のマットなど車内全体をきれいにしたい場合は、車内まるごと清掃のページもご覧ください。

料金表には、トランクルーム清掃(9,680円・税込/約2時間)や、フロアーマット清掃(1席分2,420円・1列分3,960円・1台分7,480円・税込)があります。ただし、スタンダードプラン・ハイグレードプランには「セダン系などの室内とは独立したトランク部分は含まれません」という注記があり、そうしたトランクはトランクルーム清掃のご依頼となります。SUVやミニバン、ハッチバックのように荷室が室内とつながっている車のラゲッジマットや荷室を、承れるかどうかは料金表に区分がありません。そのため、車種と状態を見て、対応できるかどうかも含めて、お見積りでご説明します。お問い合わせの際は、次のことをお伝えいただくとスムーズです。

  • お車の車種(セダンか、荷室が室内とつながっている車か)
  • 汚れた範囲(マットだけか、床板の下まで汚れているか)
  • 汚れの原因と、汚れてからどのくらいたっているか

写真で確認させていただく場合は、お問い合わせのあとに、お送りいただく方法をご案内します。

江東区亀戸の拠点から10km圏内の東京9区(江東区・墨田区・江戸川区・葛飾区・足立区・荒川区・台東区・中央区・千代田区)と、千葉県の市川市・浦安市に出張しており、出張費はエリア内一律2,200円(税込)がかかります。エリア外のお客様は、江東区亀戸の拠点へのお持ち込みで承ります。お持ち込みの場合も、まずはお電話・メールでご相談ください。オプション/個別メニューのみのご利用は、1訪問あたり出張費含め11,000円(税込)以上から承ります。フロアーマット清掃だけのご依頼など、この金額に届かない場合はご注意ください。

作業はお車のドアを全開にできるスペースのある敷地内(所有・賃貸を問わず)に限り、公道上ではお受けできません。作業スペースが十分に確保できない場合は、作業をお断りすることがあります。作業車を停める場所がない場合は近隣のコインパーキングを使用させていただき、駐車料金はお客様のご負担となります。また、作業時には電源と水をお借りします。電源の確保が難しい場合は、電源持ち込み(3,850円・税込)で対応できます。ご予約後のキャンセルは原則お受けしますが、当日、スペース不足や公道上でしか作業できないなどお客様のご都合で作業ができない場合や、作業をすべてキャンセルされる場合は、キャンセル料11,000円(税込)がかかります。詳しくはご利用ガイドと料金表をご覧ください。お見積りは無料です。

出張作業で担当者が不在のこともあるため、まずはお電話かメールでご相談ください。江東区をはじめ城東エリアで、買い物やアウトドアのあとの荷室の汚れやニオイが気になる方のご連絡をお待ちしています。

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