社用車・送迎車の受動喫煙対策|ヤニ臭と残留成分をリセットする車内清掃

社用車・送迎車の受動喫煙対策とヤニ臭の車内清掃

社用車や送迎車を同僚・お客様と共有していると、前に乗った人のたばこのにおいが気になる、という声が出てきます。喫煙者本人は気づきにくい一方、非喫煙者や小さなお子様には強く感じられるものです。この記事では、車内の受動喫煙が法律上どう扱われるのか、火を消したあとも残る成分にどう対処すればよいのかを、東京・江東区で車内清掃を行う車内清掃のサンリバ・クリーンが整理します。

車内の受動喫煙は法律でどう扱われるか

「車の中はどこまで決まりがあるのか」は、法人のご担当者からよくいただく質問です。結論から言うと、車の種類によって扱いが分かれます。

タクシー・バスの車内は法律で禁煙

健康増進法は、道路運送法による旅客自動車運送事業者が旅客の運送のために使う自動車を「旅客運送事業自動車」と定義しています。そして同法第29条は、旅客運送事業自動車の▶ 内部の場所を喫煙禁止場所と定めています。つまりタクシーやバスの車内は、法律上、原則として喫煙できません。

社用車・送迎車は事業者の努力義務の範囲

一方、自社の営業車や、施設が自ら運行する送迎車は、健康増進法が定める施設の区分にも旅客運送事業自動車にも当てはまりません。そのため「車内は禁煙にしなければならない」という直接の規定はありません。

ただし、送迎の運行を運送事業者に委託している場合や、道路運送法の特定旅客自動車運送事業の許可を受けて運行している送迎車は「旅客運送事業自動車」に当たり、タクシーやバスと同じく車内が喫煙禁止場所になります。自社の送迎がどちらに当たるかは、運行の形態でご確認ください。

また労働安全衛生法第68条の2は、事業者に対し、室内またはこれに準ずる環境における労働者の受動喫煙を防止するため、事業者および事業場の実情に応じて適切な措置を講ずるよう努めることを求めています。

厚生労働省の「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」(令和元年7月1日 基発0701第1号)でも、営業や配達などの業務で使う車両内について、喫煙者に対し同乗者の意向に配慮するよう周知することが事業者に求められています。禁止の規定はなくても、同乗者への配慮は求められている、という位置づけです。

実務上は「車内は禁煙」と社内ルールを決めている企業が多くあります。ルールを決めた時点で、すでに染み付いたにおいをどうリセットするかが次の課題になります。

火を消したあとも残る「サードハンド・スモーク」

たばこの煙を吸い込む受動喫煙とは別に、火を消したあとに残る成分の問題があります。独立行政法人環境再生保全機構は、サードハンド・スモークを「部屋の壁や喫煙者の服、髪の毛などに付いた、目に見えないガス状の有害成分」と説明しています。

車内は住宅の部屋よりはるかに容積が小さく、内装の面積に対して空間が狭いという特徴があります。窓を開けて走っていても、シートの繊維や天井の内張りには成分が付着していきます。「今は誰も吸っていないのに、乗り込むとにおう」という状態は、この残留が原因であることがほとんどです。

ヤニ成分が溜まりやすい車内の場所

車内で特に蓄積しやすいのは、次のような場所です。

▶ 天井の内張り
煙は上に昇るため、天井は最も色が変わりやすい部分です。全体が均一に変色するので、乗っている本人は変化に気づきにくくなります。

▶ シートの繊維の奥
布シートは表面だけでなく内部の発泡材まで空気が通ります。表面を拭いても、奥に入り込んだ成分は残ります。

▶ エアコンの吹き出し口と内部
送風のたびに車内の空気が循環するため、エアコン内部にも成分が回ります。エアコンを付けた瞬間ににおいが強くなる場合は、ここが疑わしくなります。

自分でできる範囲の対処

日常の管理としては、次の3つが現実的です。

1つ目は、ドアを2枚以上開けて空気を入れ替えること。窓を少し開けるだけより、対角のドアを開けたほうが空気が動きます。2つ目は、天井とダッシュボードを固く絞ったタオルで拭くこと。天井は水分を含ませすぎると内張りが浮くことがあるため、湿らせすぎないのがコツです。3つ目は、灰皿とフロアマットを車外で洗うことです。

消臭スプレーは香りで覆う製品と、においの成分に作用する製品があります。前者は一時的に感じにくくなるだけなので、乗務員が交代するような車では根本の対処と併用したほうが確実です。

拭き取りだけではニオイが戻ってしまう理由

市販のクリーナーで拭くと、その場では確かに軽くなります。それでも数日で戻ってくるのは、においの発生源が▶ 拭ける表面ではなく、繊維やスポンジの内部にあるためです。

車内清掃のサンリバ・クリーンでは、シート内部の発泡材まで届く分解洗浄を行い、汚れを浮かせて吸い出す方法をとっています。表面の拭き上げとは、においの戻り方が変わってきます。エアコン内部が原因の場合は、シート洗浄だけでは解決しないため、除菌・消臭プランの内容とあわせてご検討いただくのが確実です。

法人の車はどのタイミングで実施するか

法人のお客様では、次のような区切りでご依頼いただくことが多くあります。

担当者や乗務員が交代するとき、リース車両を返却する前、社内で「車内禁煙」のルールを新しく決めたとき、そしてお客様や利用者様を乗せる予定ができたとき。いずれも「次に乗る人が変わる」タイミングです。

複数台をまとめてご依頼いただく場合は、稼働の合間に順番に対応する進め方もできます。費用対効果や社員満足の観点からの車内環境づくりは営業車・社用車の車内環境改善でも触れています。法人向けの考え方は法人向けクリーニングにまとめていますので、台数や車種が決まっていない段階でもご相談ください。

東京・江東区で法人車両の車内清掃なら

車内清掃のサンリバ・クリーンは江東区を拠点に、東京23区と近隣エリアへ出張で対応しています。作業前にお見積りをお出しし、その内容でご納得いただいてから着手します。お見積りは無料で、税込の明朗会計でご案内しています。

「においの原因がシートなのかエアコンなのか分からない」という段階でも構いません。車種と使用状況をうかがったうえで、必要な工程だけをご提案します。東京・江東区周辺で社用車や送迎車のにおいにお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

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