車内でテイクアウトやお弁当を食べたあとのニオイは、空気を入れ替えるだけでは抜けきらないことがあります。ニオイの元が、空気の中だけでなく、車内に残った容器や袋、シートのすき間に落ちた食べかす、こぼれた汁や油、エアコンの中にも残っていることがあるためです。消すための順番は、①食べ終わったらすぐ換気する、②容器・袋・ゴミを車内に残さない、③こぼしたものは広げずに吸い取る、④翌日にもう一度ニオイを確かめる、の4つです。
この記事では、食べ物のニオイがどこに残るのか、食べ終わったその場でやること、帰宅後から翌日に確かめたいところ、自分で取れないときの目安を、東京・江東区の車内清掃のサンリバ・クリーンがまとめます。
📋 目次
食べ物のニオイが車内に残る4つの元
車内は家の部屋よりずっと狭い空間です。そのぶん、食べ物のニオイも車内にこもりやすくなります。食べ終わったあとも車内にニオイが残るときは、次の4つのどこかに元が残っていないかを見ていくと、手をつける場所がはっきりします。
容器・袋・ゴミ
まず疑いたいのは、食べ終わった容器や紙袋、包み紙、ストローの袋などが車内に残っているケースです。口を閉じたつもりのレジ袋でも、汁やソースの付いた容器が入っていれば、ニオイは車内に出てきます。後部座席の足元やドアポケットに押し込んだまま忘れてしまうことも少なくありません。
シートのすき間と足元の食べかす
パンくずや揚げ物の衣、ポテトのかけらなどは、座面と背もたれのすき間、シートとセンターコンソールのすき間、シートの下に落ちやすいものです。目に入りにくい場所なので、掃除機をかけたつもりでも残っていることがあります。
こぼれた汁・油・飲み物
スープやタレ、ソース、ドレッシング、飲み物などがシートやマットにこぼれると、表面を拭いても布の奥に残ることがあります。布シートは水分を吸い込むので、表面が乾いて見えても、内部に残ったものがニオイの元になっていることがあります。
エアコンに取り込まれたニオイ
エアコンを使いながら車内で食事をすると、ニオイを含んだ空気がエアコンにも吸い込まれます。トヨタ RAV4(PHEV)の取扱説明書「オートエアコン」は、エアコン使用中に「車室内外のさまざまな臭いがエアコン装置内に取り込まれて混ざり合うことにより、吹き出し口からの風に臭いがすることがあります。」と説明しています。食べ終わってしばらくしてから、エアコンの風に混じってニオイを感じるときは、この可能性も考えておきたいところです。
食べ終わったらその場でやること
食べ終わった直後にやっておきたいことが3つあります。
外気導入か窓開けで空気を入れ替える
まずは車内の空気を入れ替えます。エアコンを使っているときは、内気循環のままにせず外気導入に切り替えてください。トヨタの公式FAQ「車内の換気方法について」は、換気するときは「まず、モードを「外気導入」にしてください。」としたうえで、外気導入にして風量を上げるといった同FAQが示す条件では、車内の空気が「3分程度」で入れ替わると書いています。ただし、この時間は「あくまで目安値です。車種によって値は変動します。」とも注記されています。
JAF(日本自動車連盟)のQ&A「エアコンの外気導入と内気循環は、どう使い分ければいいのですか?」も、「「外気導入」は、車内を換気したいときに使います。」としています。あわせて、長時間内気循環にしたままだと車内の二酸化炭素濃度が高くなり、眠気や頭痛の原因になる場合がある、という注意も書かれています。食事のあとは、ニオイのためにも、運転のためにも、外気導入に戻しておくのがおすすめです。停車中で安全に窓を開けられる場所なら、窓やドアを開けて空気を通すのも手です。
容器・袋・ゴミは降りるときに持ち出す
換気をしても、ニオイの元が車内に残っていれば、窓を閉めたあとにまたこもってきます。食べ終わった容器や袋、包み紙は「あとで捨てる」ではなく、車を降りるときにまとめて持ち出すのがいちばん確実です。ゴミ袋を1枚車に用意しておき、食べ終わったらその場で袋に入れて口をしばり、降りるときに一緒に持って出る、という流れにしておくと忘れにくくなります。
特に暑い日は注意が必要です。JAFのQ&A「真夏の炎天下の車内はどのくらい温度が高くなりますか?」では、8月の晴天、外気温35℃の条件で、窓を閉め切った黒いミニバンを使ったテストで、「エンジンを停止させてわずか30分後には車内温度は約45℃を記録。」したと紹介されています。車内は短い時間でも高温になるので、食べ終わった容器を車内に置いたまま離れないようにしてください。
こぼしたものは広げずに吸い取る
シートやマットに汁や飲み物をこぼしたときは、こすらずに、乾いたタオルやティッシュを押し当てて水分を吸い取ります。こすると汚れが周りに広がり、布の奥にも押し込んでしまいます。固形のものは先につまんで取り除いてから、水分を吸い取ってください。こぼれたものの種類ごとの落とし方は、車のシートのシミ抜き|飲みこぼし・食べこぼしの落とし方で詳しく説明しています。
帰宅後から翌日に確かめたいところ
食べた直後は食べ物のニオイが強く、どこにニオイの元が残っているのか分かりにくいものです。いったん車を降りて時間を置き、翌日に乗り込んだときにニオイが残っているかどうかで、残っている場所の見当がつきます。翌日もニオイがするときは、次の順に確かめてください。
シートのすき間・座面の下・ドアポケット
まずは食べた席の周りです。座面と背もたれのすき間に手を入れる、シートの下をライトで照らす、ドアポケットやカップホルダーに包み紙が残っていないかを見る、の3つを確かめます。食べかすが見つかったら、掃除機のすき間ノズルで吸い取ります。すき間の掃除機がけの順番は、車内のホコリと砂の取り方が参考になります。
フロアマット
足元に落ちた食べかすやこぼれた飲み物は、フロアマットに残ります。マットを外して車の外で叩き、裏側や、マットの下の床も確かめてください。こぼしたものが染み込んでニオイが残っている場合は、マットを洗うことも考えます。外したマットを戻すときは、運転席のマットが固定具で確実に留まっているかを確かめてください。ずれたマットはペダル操作のさまたげになることがあります。ゴム製・布製それぞれの洗い方と乾かし方は、車のフロアマットの洗い方と臭い取りにまとめています。
エアコンを入れてニオイを確かめる
エアコンを止めているときはニオイがしないのに、入れると食べ物のようなニオイがする、というときは、エアコンの側にニオイが残っていることも考えられます。まずは外気導入で送風してみて、ニオイが薄れていくかを確かめてください。
エアコンのニオイがなかなか取れないときは、エアコンフィルターの状態も見ておきたいところです。同じRAV4(PHEV)の取扱説明書「エアコンフィルターの交換」には、「芳香剤などの使用により脱臭寿命が著しく低下する場合があります。エアコンの臭いが気になりだしたらフィルターを交換してください。」と書かれています。フィルターの種類や交換の目安は車によって違うので、お手元の取扱説明書を確認してください。交換の目安と自分で交換するときの注意は、車のエアコンフィルターの交換時期で紹介しています。
香りで上書きする前に考えたいこと
食べ物のニオイが気になると、芳香剤や香り付きの消臭スプレーで上書きしたくなります。ただ、ニオイの元が車内に残っていれば、香りが薄れたあとにまた戻ってきます。食べ物のニオイと香りが混ざって、かえって気になることもあります。上で紹介したように、芳香剤などの使用によってエアコンフィルターの脱臭寿命が低下する場合がある、と書かれた取扱説明書もあります。
香りを足すのは、容器やゴミを持ち出し、食べかすを取り、こぼしたものを吸い取ってからにしてください。消臭剤を置いてもニオイが戻るときの見分け方は、車内のニオイが取れない5つの原因で詳しく書いています。
自分で取れないときの目安とサンリバ・クリーンの対応
換気をして、ゴミを持ち出し、食べかすとこぼしたものを片付けても、数日たってもニオイが残るときは、シートの内部やマットの奥にこぼれたものが残っていることが考えられます。次のような場合は、プロの洗浄を検討する目安になります。なお、牛乳やジュースなどを布シートにこぼし、奥まで染みたと感じるときは、数日待たずに早めにご相談ください。当社のよくあるご質問でも、完全に乾く前の早めのご依頼をおすすめしています。
▶ 自分でできることが多いもの
換気、容器・袋・ゴミの持ち出し、すき間や足元の食べかすの掃除機がけ、こぼした直後の吸い取り、マットの水洗い
▶ プロへの相談を考えたいもの
布シートに染み込んだ飲み物などのニオイが、表面を拭いても数日たっても戻ってくる場合
こぼし臭の除菌・消臭
当社の除菌・消臭プランは、対応するニオイのひとつに「食べ物・飲み物のこぼし臭」(ジュース/コーヒー/お弁当)を挙げています。次亜塩素酸水で除菌・消臭を行い、オゾン発生器でニオイの元を分解する方法です。なお、除菌・消臭プランにエアコン洗浄は含まれません。エアコンの風からニオイがする場合は、カーエアコン洗浄を別途ご検討ください。
ただし、シートの内部に染み込んだ汚れが原因のニオイは、表面の薬剤散布だけでは戻りやすい性質があります。その場合はシート洗浄との組み合わせをご提案することがあります。シート洗浄は、適切な水分量と薬剤・抽出機を使い分けて、内部の発泡材まで洗浄液を届けて回収する方法です。どの作業が合うか、どこまでニオイを抑えられるかは、こぼしたものと場所、ニオイの状態をうかがったうえで、お見積りの段階でご説明します。
外回りの合間に営業車・社用車の中で食事をとることが多い会社さまは、社内ルールの作り方も含めて営業車・社用車の車内環境改善をご覧ください。
料金とご依頼の流れ
料金(税込)の目安は、車内除菌・消臭7,480円(約1時間)、車内抗菌コート4,840円(約40分)、シート1脚清掃10,890円(約1時間30分)です。このほか出張費が出張対応エリア内一律2,200円かかります。個別メニューのみのご利用は、1訪問あたり出張費を含めて11,000円(税込)以上からの受付です。たとえば車内除菌・消臭だけ(7,480円+出張費2,200円)では11,000円に届かないため、ほかのメニューとの組み合わせをお見積りの際にご相談ください。作業車を停める場所がない場合は近隣のコインパーキングを使用させていただき、駐車料金はお客様のご負担となります。料金の一覧は料金表、作業条件はご利用ガイドをご覧ください。
当社は江東区亀戸の拠点から10km圏内、東京9区(江東区・墨田区・江戸川区・葛飾区・足立区・荒川区・台東区・中央区・千代田区)と千葉県市川市・浦安市に出張しています。エリア外のお客様は、江東区亀戸の拠点へのお持ち込みで承ります。お見積りは無料で、お見積り内容にご納得いただけましたら施工日時を調整します。流れの詳細は作業の流れをご覧ください。
江東区・墨田区・江戸川区など城東エリアで、車内に残る食べ物のニオイが取れずにお困りでしたら、まずはお車の車種と、こぼしたものや気になっている場所をお電話・メールでお知らせください。
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